金欠学生の為のお金の借り方講座-メリットとデメリットを理解しよう

クレジットカードの銀行引き落としができない。毎月の生活費がどうしても足りない・・・。

長い人生、「どうしてもお金が足りない」という状況に見舞われることは少なくありませんよね。

もちろん、収入の範囲内で生活をするのが基本ですが、入院や友人の結婚式など想定外の出費があることは学生であっても起こり得ます。

そんな時には誰かからお金を借りる必要がありますが、「どこからお金を借りるか？」によって金利の相場や毎月いくら返済してくかなどの条件は変わります。

以下では学生がお金を借りる時にとれる手段について考えてみます。

どんなお金の借り方がある？

お金はどこ(誰)からかりることができるでしょうか？

家族や信頼できる友人から借りる

お金の問題は、まずは他人に相談するよりも身内の人に相談するのが賢明です。

身内の人に相談することのメリットは、「金利の支払いが免除される」ケースが多いこと。

他人からお金を借りる場合にはこうは行きません。

しかし、身内の人からお金を借りることにはデメリットもあります。

身内の人からお金を借りる場合の最大のデメリットはあなた自身に対する周りからの信頼を大きく傷つけてしまうことです。

実の親からの借金であればそういうある程度許容範囲でしょうが、友人や知人からお金を借りる時には万が一にも支払いが遅れることのないよう、細心の注意を払うようにしましょう。

知人からの借金の場合にはそれなりの利息をつけて返済するのが、今後の人間関係を考えた上でのマナーと言えるかもしれません。

現金を直接渡すのが躊躇われるなら、菓子折りやご飯を御馳走したりといった少しの心使いでも良いと思います。

どちらにしても少しでも返済を行うことが最も大切です。

キャッシング会社を利用する（消費者金融でのローン）

第二には「キャッシングローン」を利用することです。

キャッシング＝消費者金融からの借り入れなので、「取り立てが怖い」というイメージを持つ方も多いとおもいます。

ですが借金できちんと返済をしない場合に取り立てでトラブルとなるのは他の借金でも同じです。

キャッシング利用のメリットは何と言っても「誰にも知られずに借金ができる」こと。

勤務先への在籍確認などは必要になりますが、借り入れ金額が小さい場合には電話での在籍確認は免除されるケースもあります。

キャッシングのデメリットは金利が高いことです。

借り入れ金額や収入金額によっても変わりますが、キャッシングローンの金利は18%程度であるのが普通です。

これは金利について定めている「利息制限法」で定められている金利で最も高い利率です。

銀行のローンを利用する

「誰にも知られずに利用できること」を重視するなら、銀行のローンも選択肢として考えられます。

銀行ローンのメリットは消費者金融からの借り入れよりも金利が低い場合が多いことです。

銀行ローンは10%～15%程度の金利で借りられることも珍しくありません。

銀行ローンのデメリットは審査が厳しいことと、借り入れ可能となるまで時間がかかることです。

銀行のローン申込みでは銀行預金用の口座を作ることを求められるのが普通です（例外はあります）

銀行口座を作るのには書類の手続き上１週間程度かかる場合もあります。

何日でいくら位の金利を払うのか？

返済期間は毎月の返済額をいくらにするかによって変わる

消費者金融でのキャッシングや銀行のローンを利用する時には元本の返済に加えて利息の支払いをする必要があります。

例えば10万円を年利18%で借りた場合には、

10万円×18%＝1万8000円の利息を元本の返済にプラスして支払う必要があります。

仮に１年間で返済を完了しようとした場合には、

10万円（元本）＋1万8000円（利息）＝11万8000円（総支払額）
18万円÷12ヶ月＝9833円

が毎月の支払額となります。

早く返済すればするほど利息の負担は少なくなる

もちろん、上記は1年間をかけて返済をする場合です。

早く支払いをすればするほど金利の負担は小さくなります。

例えば、10万円を18%の年利で借りたときに1ヶ月で返済を完了した場合には、

10万円×18%÷12ヶ月＝1500円

が負担する利息となります。借り入れをした1ヶ月後に10万1500円を返済すればよいことになります。

いかがでしたでしょうか。お金を借りる方法は「誰に借りるか」によって注意点が変わってきます。

家族や友人に借りる時には利息負担が不要なことが多いですが、その分人間関係を傷つけないように少しでも早く返済することが大切です。

消費者金融や銀行のローンを利用する時には誰にもばれないというメリットがあるものの金利の負担が必要となります。

それぞれの借金についてメリットとデメリットを正しく理解して無理のない利用を心がけましょう。