Google アドセンスの収益をアップさせる8つの改善
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今回はGoogle AdSense(以降「アドセンス」)の収益の改善についてです。
アドセンスは配置や広告サイズによって、クリック率が大きく変わってきます。経験から学んだノウハウや他広告との共存法など公開します。収益が伸び悩んでいる方はご参考下さい。
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基本をおさらい

アドセンス広告の最大掲載数
- 通常ユニット広告:最大3つ
- コンテンツ向けAdSense(リンクユニット):最大3つ
- 検索向けAdSense(検索ボックス):最大2つ
アドセンスで最も大切な数値
- ページのCTR ⇒ ページのクリック率
- CPC ⇒ クリック単価
- ページのRPM ⇒ サイトが1,000回閲覧された時の収益予想値
私が最も重視するのは「ページのCTR」です。理由はサイト運営者が最もコントロールしやすい数字だからです。自分のサイトに掲載される広告は選べません。でもクリック率は広告の配置で大きく変わってきます。
広告の配置

広告配置にはブームがある?
広告の配置方法にもブームがあります。「ダブルレクタングル」という手法を大手サイトが取り入れると爆発的に広がりました。ポータルサイト(インターネットの入り口となる巨大なWebサイト)をはじめ広く取り入れられている手法です。
ダブルレクタングルとは300×250のレクタングル(中)を2つ横並びで表示する方法です。目につきやすいのが特徴です。
ダブルレクタングルで収益増収なるか?
私の経験からはならないですね。
広告が目立てばクリック率が上がるとは限りません。広告を前面に押し出したレイアウトに嫌気が差す方もいます。私が試した限り、収益はレクタングル広告1つ貼っていたころにも及びませんでした。元から張っていた広告の収益さえも低下してしまいました。
有効と思われるのは、広告を3枚以上張れる「プレミアムアカウント」の方です。専属のGoogle担当者によるサポートが受けられるみたいです。
アカウント管理
アカウント管理サービスは、ごく一部のサイト運営者様に提供されるサービスです。アカウント管理サービスをご利用いただくには、サイトの品質が高いこと、トラフィックが多いこと、プログラム ポリシーを遵守していることが必要になりますが、これらの条件を満たしていても、それだけでご利用いただけるわけではありません。アカウント管理サービスをご利用いただいているサイト運営者様の多くは、AdSense での収益が上位 1% に入り、サイトの規模が各業種の上位 100 位に入るレベルで、広告主様からの需要がきわめて多いコンテンツを備えた有名ブランド企業です。対象となるサイト運営者様には、AdSense 担当者から詳しい情報をお知らせいたします。
Adsenseヘルプ:AdSense で利用できるサポート
これを読む限り、一般人にはご縁はなさそうです。参考までに。
縦に2つ並べた「バーティカルレクタングル」
文末に縦に2つ、336×280のレクタングル(大)を並べる手法です。便宜上「バーティカルレクタングル」と呼んでおきます。
Enjiさん(stingerの開発者)のブログで採用されていたので気に留めていました。
参考Enjilog:http://rentalhomepage.com/
記事を読んでいき下へスクロールしていくと、まず上のレクタングル(大)が現れます。その段階では文末に貼った時と表示は変わりません。文末にレクタングル(大)を張ることは私も推奨しています。
1つ目の広告が目に留まらなくても、そのままスクロールすれば2つ目が現れ、読者の興味を引く可能性はあります。
左右に並べたレクタングルはスクロールしていけば必ず同時に2つの広告が表示されることになります。バーティカルレクタングルはその点別々のタイミングで2つの広告が現れることになります。その分1つ1つの広告に集中してもらえる可能性が広がります。
私の推奨する広告配置
私が推奨する広告配置は下記です。
- ブログタイトル付近
- 文中
- 文末
サイドバー上部に貼っている方多いですがやめた方が良いです。そこは経験上最もクリック率が低いです。
広告は一か所に集中して貼るよりもページをスクロールするごとに広告がまんべんなく見えた方がクリック率は高まると思います。
アクセス/収入源のほとんどがスマホユーザー
私の運営サイトではアドセンス収入の7割くらいがスマホユーザーからもたらされたものです。今後これらの中でパソコンユーザーの割合は確実に減少するでしょう。

サイトのスマホ最適化を行っていないブログはすぐにスマホ用のテーマを導入してください。
すべての広告は「マルチデバイス対応」にしてあります。例えばパソコンから見た広告Aはレクタングル(大)ですが、スマホから見た広告Aは250 x 250のスクエア広告と表示されます。スマホではレクタングル(大)は画面からはみ出してしまいますからね。これはショートコードを利用すれば簡単にできます。
手順は私の別ブログに記載していますのでご参考下さい。
レスポンシブ広告もどうぞ
アドセンスでは「レスポンシブ広告」という広告が掲載できるようになりました。内容は「マルチデバイス対応」と同じです。使用するデバイスに最適化された広告が表示されます。
コードを改変すれば表示される広告のサイズも選択できるようです。
参考Google AdSenseのレスポンシブ広告ユニットでスマホ表示サイズにも最適化
馬鹿にできないリンクユニット広告
「リンクユニット」はクリックするとグーグルの検索結果に飛びます。そこに表示される検索結果の中の広告バナーをクリックすると報酬が発生します。2回クリックされないと報酬は発生しません。
これはある月の広告別の報酬です。(「リンクユニットフッター記事下」は文末に貼ったリンクユニットの事です。)

サイドバーに貼った広告よりも記事の文末に貼ったリンクユニットの方が報酬額が上です。
当然ながらこれも張り方です。リンクユニットは単体で張っても全く効果がありません。ですがユニット広告と組み合わせて貼ると効果絶大です。文末のレクタングルとこう組み合わせて使います。
私は広告はどちらも左寄せで掲載しています。
Google AdSenseですべきでないこと

Google AdSenseで収益を減らす余計なひと手間
- 広告カテゴリーのブロック
- ミスクリックを誘う広告配置
- 他社広告の乱用
広告カテゴリーはノーブロックがベスト
アドセンスの管理画面を見ていると、収益性の低いカテゴリーをどうしてもブロックしたくなります。絶対にやめましょう。ブロックカテゴリーがあるとGoogleからも収益改善のメールが届くかと思います。素直に従いましょう。Googleさんの言うとおりにすることが収益改善の近道と思ってください。
広告自体のブロックはガンガンしよう
これは私の経験ですが、広告単価の低いと思われる広告はガンガンブロックすべきです。広告のブロックはここです。
具体的な名前こそ出しませんが、あらゆる「ECサイト」の広告は全てブロックしてあります。ECサイトとは商品やサービスをインターネット上に置いた独自運営のウェブサイトで販売するサイトのこと、です。具体的な名前を出せば一発でわかるんですが。
ECサイトの多くはユーザーの嗜好に合わせた商品が掲載されるようなタイプの広告を出稿しています。これがおそらくクリック単価を下げている原因だと踏んでいます。何故クリック単価が低いのかはECサイトの性質を考えれば分かります。
ECサイトはいうなればお店と購入者を結ぶ仲介業者です。業者からは掲載料・契約料のほかに数パーセントの販売手数料を徴収するような仕組みだと思っています。仲介業者は主な収入源が仲介料です。数パーセントの手数料収入がメインで、そんなに気前よく広告打てないよね、ってのが私の考えですがどうなんでしょうか。笑。
ま、こんな考えでがっつりブロックしてます。ブロックする広告のほとんどは、行動ターゲッティング広告みたいなやつです。

ちなみに広告単価を調べる方法は存在しません。
誤クリックを誘発させる広告配置
これはすべきでないというよりポリシープログラム違反です。最悪の場合、広告停止の処置になります。
さらにGoogleは広告をクリックした後のユーザーの動きもちゃんとウォッチしています。それにより「クリック」自体の品質を判断し、成約率の低いアドセンスアカウントの報酬を下げる仕組みを持っています。ですから誤クリックを誘発するような張り方は、目指す収益改善とは対極にあるものです。
他社広告の乱用
アドセンスは他社広告と共存させて問題ありません。ASPでも他のコンテンツマッチ広告とでもOkです。念のため私もGoogleのサポートへ確認を取り、了承を得ています。
いつも AdSense をご利用いただき、誠にありがとうございます。
(一部抜粋)
Google AdSense 広告と、他の広告ネットワーク様の広告を同じページに掲載することは特に問題がございませんのでぜひご利用いただければと思います。
少し前ではアドセンスと他社コンテンツマッチ広告は併用できないというのが定説でしたので、少し驚きました。
かといって私は他社コンテンツマッチ広告は貼らないです。なぜならコンテンツマッチ広告の最高峰はGoogle AdSense。クリック単価も出稿広告数も群を抜いているから。他社の単価の安い広告に流れてほしくないです。分散すればするほど単価は下がると思ってください。
今日の結論コレ!
- 広告はスクロールするごとに広告がまんべんなく見えた方が良い
- 今の広告収入の主戦場はスマホ。サイトも広告もスマホ対応に。
- リンクユニットは一般広告とセットで。
- 広告は上限数貼る。
- 他社広告は乱用しない。
- カテゴリーブロックはしない。
- Googleサポートのアドバイス通りで間違いなし。
- 誤クリック狙いは避ける。

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