転職面接成功の秘訣はイメージコンサルティング=自身の魅力を認識し発信すること

「イメージコンサルティング」というのは「なりたい自分になれるようにする」ことです。

「自分はこうありたい、相手にはこう思って欲しいけれど、どうしたらいいのかわからない」という時がありますよね。

転職面談と状況の中で、初対面の人を前に自分について短い時間で伝えていくことはとても大変です。

難しいと感じる人も多いかもしれませんが、逆に自分を見つめ直すチャンスでもあります。

イメージコンサルと専門用語にすると分かりづらいかもしれませんが、実は既に誰しも浅いところでは実践しているものです。

例えば、転職面談の際にその会社に合わせて身なりを整えたり、デートや飲み会の際に一緒に居る相手や行く空間に合わせて服やメイクをしたり、自然と鏡の前にいて「何を着ていこうかな」と思っているはずです。

そこから更に掘り下げて自分を客観的に研究し、本当に似合う色は何か、似合う服の形や素材、印象が一番良い髪型やメイク、腕時計などの小物は見合っているか、そしてその装いに相応しい話し方や立ち振る舞いはどんなものかなどを探っていきます。

なれるなら、なりたいジブン

第一印象が悪い人とはできればもう関わりたくないですが、「一目惚れ」という言葉もあるくらい、第一印象が良いとまたその人に会いたいと思うものです。

最初の印象というのはとても脳裏に焼き付くもので、今後またご縁があるかどうかを大きく左右してきます。

転職面談の現場でも「今回の枠でこの人の年齢だと募集は出していなかったけれど、実際会ってみてあの人なら来てもらいたい」「他の人と比べて経験は少ないが、この人なら育ててみたい」など学歴や経験、どうしようもない年齢の壁などを払拭してくれることもあるのです。

なりたい自分と出逢い、見た目も武器にして仕事もプライベートも充実させていきましょう。

具体的に実践できる内容を少し書き出しましたので、ぜひ活用してみてください。

１）自分の骨格を知る
どんな襟ぐり（Vネック、Uネック、シャツ系など）で、どんな体形やデザインのものが骨格?体格にしっくりくるか着回して確認する。

２）女性の場合はパンツスーツとスカートどちらの方が好印象か。

３）パーソナルカラーを知る。
インターネットなどで無料のパーソナルカラー診断をしてみてください。肌の色、目の色、髪の質感や色、唇の色などからあなたに似合う色彩についてアドバイスが出ます。

宝探し感覚でやってみてください。もしかしたら意外な色が似合うことに気づくかもしれません。

４）癖（手癖、足癖、口癖など）がないか、面談練習を第三者に観察してもらい教えてもらう。
例）腕組み、髪をいじる、手遊びする、爪を噛む、貧乏揺すり、歩き方立ち方、視線がキョロキョロする、猫背になる、聞いていて気になる口癖がるなど。

５）表情を鍛える
健康的で生き生きした表情や、穏やかで安心感のある表情、熱くエネルギッシュな表情などいろいろあります。

自分が元気でフレッシュな感じに見せたいのか、知的で安定感がある感じに見せたいのか、熱い野心家に見せたいのか、相手にどう映りたいのかを考えて鍛えていきます。

テレビや映画、身近な人を見て「そうそうこんな人！」というのを発掘して真似してみましょう。

そして最大の威力を発揮する「笑顔」は一番大切な表情ですので鏡で練習したり普段の何気ない日常生活で意識して使ってみて自然でキラキラしたものに磨いていきましょう。

笑顔が素敵な人に悪い印象を持つ人はいません。

一生モノの笑顔を手に入れましょう。

話し方で更に印象アップ

志望動機を一生懸命覚えてきても、棒読みになってしまっては折角の思いも伝わりません。

面接官はもう手元に履歴書をもっていますから、話の内容よりもあなたの話し方や表情、態度などに目がいくのではないでしょうか。棒読みにならないように役者のごとく練習を重ねてください。

あとから良さがわかる人

イメージコンサルや面談練習などに必要性や興味関心を持って今この記事を読んでいること事態、あなたは既に意識が高い人です。基礎基本の土台はもうできていて、あとは実践するのみといったところでしょう。

よく結婚や恋愛でのインタビューなどで「第一印象は悪かったけど、だんだん好印象になった」というのを聞きますよね。

第一印象ではそうでもなかったのに噛めば噛む程味が出るタイプの人はコミュニケーション力不足の日本にはとても多いです。

会社でいうと、一緒に仕事をしていく中で良さをじわじわ感じていくのです。中堅層の転職メンバーに多いのもこのタイプではないでしょうか。

第一印象と違って、後から好印象になっていくパターンは結果としては同じかも知れませんが、やはり時間がかかります。

一緒の時間を過ごすポジションに前提として居なければ始まりません。

「転職」においてはやはり第一印象を向上させて相手の心を掴み、希望の会社に入社できるようにできる努力をしていくことが大事です。