新現代病「スマホ巻き肩」とは?症状や改善方法などをまとめました。
元整体師ママボヘミアンです。
近年、スマホが主流になり、身体に影響する様々なトラブルがあります。その一つが巻き肩です。
巻き肩とはどういう症状か?
この巻き肩は、見た目は猫背の様な状態で、横から見た際に、正中にあるべき肩が、前方に位置している状態を言います。筋肉の関係からいうと、胸の筋肉や腹筋が縮まり、背中側の肩の筋肉や背筋が伸びていると、この姿勢になります。腹筋背筋のバランスが悪いと、起こりやすい姿勢であると考えてください。
主に下記の様な症状が現れやすい。
- 肩こり、肩のだるさ
- 肩が痛くて手を挙げられない、挙げにくい、または痛みのないパターン
- 頭痛、眼精疲労
- 胃腸弱体化
- 腰痛
- 女性の場合は目立って胸のたるみ
- 太りやすくなる
巻き肩になる事で、主要な筋肉が同じ形のまま固まり、動くにも制限や痛み、違和感が出やすい事が特徴です。比較的、肩周辺の症状が多いですが、肩と兄弟関係にある腰にも影響がでてきます。先にも述べましたが、肩周りの筋肉だけでなく、腹筋や背筋も関係してくる姿勢になります。そのせいで体全体が歪みやすく、胃腸のポジションも悪くなりやすい結果、機能が弱りやすくなります。また、女性にとっては大敵ともいえる、胸がたるむ原因と太りやすくなる原因でもあります。巻き肩というだけでこんな事まで・・・と思われるかもしれませんが、侮るなかれです。では、実際に何が原因でこうなってしまうのか?それを次のセクションでまとめていきます。
巻き肩の主な原因は?
- スマホを利用する
- パソコンを利用する
- 腹筋背筋力がない・どちらかが強すぎてバランスが悪い
- 細かい作業が好き
- ハイヒールを履く
- 正座よりあぐらが楽
- 腕を組む癖がある
- 運動不足 など
巻き肩になってしまう原因を挙げると、きりがありません。①②④⑦に関しては目の前に集中する事が理由に挙げられます。③⑤⑥⑧に関しては筋肉の動き方に理由があります。
スマホと巻き肩の関係
スマホを扱う際、両手を使いますか?片手で使いますか?
スマホが理由で巻き肩になる方は、ここも大事なポイントになってきます。殆どの方が両手で扱うと思います。一度利用すると、気づけばこんな時間!となる方も多いはずです。
なんだか肩が凝った、身体が固まってギシギシするという経験があると思います。利用している間、自分が思っている以上に、頭を下げて猫背の状態で集中しているという事になります。
どんな姿勢でいても、目の前に画面を持ってこれるという利点が、姿勢にとっては欠点です。これがスマホと巻き肩の関係と言えます。今更スマホ生活をなくす事もできないので、仕方がない現代の生活習慣病の一つとも言えるかもしれません。
巻き肩を改善するには
スマホやパソコン、細かい作業などは、利用時間を短縮するか、こまめに休憩を取って休ませてあげる事が大事です。仕事で利用の場合、どうしても時間に縛られてしまうと思うのですが、休憩をとる際には必ず『腰から上の筋肉を動かして、固まりすぎない様に』を心がけます。特に肩回しと腕のストレッチが重要です。
まず、思いっきり背伸びをしてみます。この時、腕やわき腹、腰など縮こまった筋肉が伸びる事を確認できると思います。背伸びと同時に左右に側屈してみたり、腰から捻ってみたりすると、より沢山の筋肉をストレッチする事ができます。
次に、手を上に向けて肘を真っ直ぐ前にします。指先を反対の手でつかみ、甲の方へひっぱります。これを片手10秒ずつ3セット程行います。
最後に、肩回しをします。肩に指先(右指先を右肩に、左指先を左肩に)を付けて、肘で大きく円を描く様に腕を後ろに回します。水泳のバタフライの逆の動きになります。腰痛持ちの方も安心してできますので、チャレンジしてみてください。椅子に座って出来るので、是非やってみましょう。1日10回をあいてる時間お好きな時にやってみましょう。
トレーニングでも改善します
ハイヒールやあぐら、腕を組む、運動不足などの、筋肉や体の取るバランスが原因となっている場合は、腹筋や背筋を鍛えていく必要があります。しかし、身体表面の筋肉ばかりトレーニングしていると、バランスが悪くなりやすいので、インナーマッスルを鍛える事をオススメします。トレーニングの際は、注意点として『必ず呼吸を止めないで行う事』です。
まず、腕立て伏せの体勢になって30秒その体勢をキープする事です。この時注意したい事は、肩幅に手をつき、肘をしっかり伸ばして、お尻を上げない事です。よく、お尻をクの字になる様に上に上げてしまう方がいますので、体が真っ直ぐになる様に沈めます。
次に、腕立て伏せの腕を曲げた状態になって30秒。この曲げる際は横に開くパターンと体に添わせて曲げるパターンと2種類ありますので、それぞれやってみましょう。まずは1日1セットから始めてみましょう。肩・腰・膝に痛みがくる方は、腕立て伏せの膝をついた形で10秒からやってみてください。
胸のたるみや太りやすくなったという症状を気にされる方にも、是非オススメします。
(著:ママボヘミアン)
その他にも現代のスマホ病「ストレートネック」に関する記事も書きました。
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