スマホ育児、結局その善し悪しは管理する親の意識次第
ママボヘミアンです。今日はスマホ育児に関して寄稿してみます。
子育てへのスマホ活用
子どもにスマホは触れさせたくない。そう思っているお母さんたちも多いのではないでしょうか。ある調査では、七割のお母さんがこどもにスマホを触らせることに反対、という結果が出たそうです。
心配なのはこのような理由からといわれます。
- 中毒性
- コミュニケーション能力の欠如。
- 視力の低下
メディアや育児書等でも、こうした理由から反対意見が多く見受けられます。ですがこれはスマホそのものに問題があるのでしょうか。確かに無理にスマホを見せる必要など、どこにもないと思います。しかしスマホはこどもに害があるから見せない。あるいはスマホを見せることに罪悪感がある。
そう漠然と考えているお母さん、少しスマホの捉え方を変えてみませんか。
うまくスマホを利用することは、子育てにおいてのストレスの軽減につながり、見せ方の心得次第で、子供の躾においてさえ、活用できるものと思うのです。
便利だから、という理由のみでの頻用はいずれ不便につながる
泣いたらスマホ。ぐずったらスマホ。そして泣きやみ、ぐずりやむこども。
「便利」・・・でしょうか?
即効性があり、短絡的に見れば便利と言えるでしょう。長期的に見ればこどもの成長を妨げる、不便なものとしか思えません。ご機嫌取りに使うのは、テレビでもスマホでもお菓子でも同じです。その場しのぎで、本当の意味での解決や成長などはありません。
ぐずれば要求が通る、そのことをこどもに教えるにすぎないからです。そして子供自身が他の解決方法を探るという選択肢を奪います。こどもの成長に一番必要なのは親とのコミュニケーション、そしてスキンシップです。スマホ活用を是としても、そのことに異論はありません。
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コミュニケーションツールとしてのスマホ活用
とはいえ核家族化が進んだこの時代。子どもと四六時中マンツーマンでいるお母さんのストレス、精神的負担はとても大きいのではないでしょうか。また公共の場でこどもがぐずった際、周囲の視線が痛い。そんな経験をされたお母さんも少なくないでしょう。
そこで救世主となるべく登場するのがスマホです。子どもにスマホを触らせたくないと思うお母さんが多い一方で、テレビなどのメディアを実際に見せていないお母さんは、どのくらいいらっしゃるでしょうか。そして、テレビとスマホの違いはどこにあるのでしょう。
テレビの長時間の視聴は言語発達や知能に差を生む、などと言われています。しかし一方で、視聴する内容がこどもにとって適したものであれば、知能をあげるとの説もあり、テレビを見ながら親子で会話をすれば、言語力は伸びるというデータもあるようです。
スマホにも同じことが言えるのではないでしょうか。こういったメディアに任せきりにせず、短時間の利用でコミュニケーションツールの一つとして活用すれば、ポジティブな側面のほうが大きいと思うのです。
そしてスマホとテレビの圧倒的な違いは、携帯できること。動画の視聴という一方向の情報配信ではなく、指先を使った知育アプリ等、五感を刺激しながらこどもの発達を促すツールが多岐にわたるという点にも注目できます。
実際に、我が家でも一日に10分程度はスマホを活用しています。バスで遊び場に出かけた帰りの待ち時間、その日の写真や動画をこどもと見て会話につなげています。ただ何かを待つという経験も大事ですよね。疲れ果てた帰り道のみ、息抜きに親子でスマホを楽しんでいます。
こどもの依存度より親の依存度
しかし、魅力的だからこそ、こどもの興味もそそられる。一度スマホに触れさせたら、いつも見たいと催促される。そう危惧されているお母さんも多いのではないでしょうか。お察しの通り、もちろん見せたい時間外での催促はあるでしょう。もしかしたら、激しくぐずることもあるかもしれません。
ではどうすればいいのか。ぐずっても、ダメだと判断したときは見せなければいいのです。簡単ではないですね。それを徹底していれば、案外こどもは慣れます。見られるとき、見られないときの分別はつきます。スマホを使ったとしても、歯止めを利かすのは親の対応です。そこに苦労はあるはずで、ただ楽なことには結びつかないかもしれません。しかしルールを決め、それを守らせることは、子供の我慢する力を伸ばす、とても大切な経験でもあります。
そうした意識をもって、育児に活用するのであれば、スマホを過度に避けることはないのではないでしょうか。久しぶりの外食で、親も楽しみたい。こどもとの遊び時間の合間に、ほんのちょっと自分も息抜きしたい。そんな場面で活用し、双方のストレスを減らすことは、決して悪いことではないでしょう。
幼少期のスマホ活用に問題があるとしたら、それはこども自身の依存というよりも、楽を覚え、それに頼りたいという、与える側の親にあるのではないか、そう思うのです。
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