ウイルスバスタークラウドが突然起動しなくなった

ウイルスバスターがここ数日全く起動していませんでした。原因は分かりませんが、速やかに対処したので問題はないと思います。

ウイルスバスターが起動しなくなったら

症状

• 「ウイルスバスターが無効になっています。有効にしてくださいうんぬん・・・」と警告文が出て「有効」とするものの全く反応なし
• ウイルスバスターをショートカットで起動させるものの、即座に落ちる
• タスクバーにもアイコンが表示されない
• 原因は不明。気が付いたら起動していなかった。

対策

ウイルスバスター クラウドを手動インストールする。

なお、現在使用しているウイルスバスターはアンインストールする必要がありません。

ファイルを実行するとインストーラーが立ち上がり、現在インストールされているウイルスバスターの削除を促すメッセージが出るので「はい」を選択します。

削除が完了すると、パソコンの再起動を求められます。「はい」を選び再起動してください。

再起動後インストールが再開されます。シリアルナンバーはこれまでの使っていたナンバーがすでに入力されている状態となっています。

インストールが完了すると、無事ウイルスバスターが立ち上がります。

要は再インストールしただけです。作業自体5分程度で終わります。ウイルスバスターが起動しない状態はよくありませんので、不調があれば即時再インストールをお勧めします。

余談ですが、１つのパソコンに複数のウイルス対策ソフトがインストールされていると、お互いが干渉し合って動作がおかしくなります。稀にフリーソフトをインストールすると知らないうちに「マカフィー」などのソフトも紛れてインストールしてしまうことがあります。その場合はコンピューターパネルから「プログラムの削除」で削除して下さい。

ウイルスバスターをより強固にする設定

ウイルスバスターをインストールしたからと言って安心しちゃいけません。今回はインストール後にこれだけはやっておいた方が良いと思われる設定方法をお教えいたします。

私が使用するのはウイルスバスタークラウド(2014年時点最新)です。

1.圧縮されたデータファイルのスキャンを有効にする

インターネットからダウンロードするファイルの多くはZIP形式など、圧縮されたものが多いかと思います。ウイルスや不審なリンク等は偽装されていることも多いので不用意にZIP形式のファイルを解凍するのは非常に危険です。

メニューを開いて⇒「コンピュータを守る」⇒「コンピュータの保護設定」を選択。初期設定ですと「ZIPなどの圧縮ファイルをスキャンする」にチェックが入っていません。チェックを入れましょう。

2.毎日決まった時間にスキャンさせる

いくら対策ソフトを入れているからと言って100％安心というわけにもいきません。もしかしたら人為的なミスでうっかり悪意あるプログラムの侵入を許してしまうかも。

そこで毎日決められた時間にコンピューターをスキャンし、早期の発見につながるようにします。

設定は簡単。予約スキャンを「毎日」にします。時間はいつもパソコンを起動させている時間帯が良いですね。

3.ネットワーク対策を強化する

これも初期値ではチェックが外れていますので、どちらもチェックを入れます。
特に最近では無線LANでパソコンを接続している方も多いかと思います。かといって外出先で不用意に野良wi-fiを使用することは危険です。

これはノートパソコンなどを無線LANで接続している方は必ず設定してください。

4.迷惑メール・不審な添付ファイルへの対策をする

以前の記事で私の管理するネットショップへ不良品を装ったメール(添付ファイルにexeファイルつき)が送りつけられたと紹介しました。その際は運よく免れましたがかなり無防備にファイルを開こうとしてしまいました。

最近ではフィッシング詐欺などが問題となっており、そのほとんどはメールからの感染によるものです。これも必ず対策してください。

5.SNSに張られた悪意あるリンクから守る

初期設定では無効になっています。

有効にすることで、SNSに張られたURLリンクが安全かどうか判定してくれます。特にTwitterなどでは短縮URLが張られていることが多く、URLを見てもリンク先がどのようなサイトか踏んでみないとわかりません。またURLが偽装されているケースもありますので、SNSを日常的に使用している方は必ず「有効」にしておきます。