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ピアノ上達の為の練習には欠かせないオススメの教則本を紹介します




ピアノ歴15年、大学ではピアノを専攻しています。すいです。

憧れのピアニストやピアノの先生のように、ピアノが上手に弾けるようになりたい…そう思ったことはありませんか?ここではそんな方たちの為に、ピアノが上手になるちょっとした指の訓練法を、練習曲集を例にしながらご紹介していきたいと思います。

ピアノ上達のカギはやはり「指の基礎トレーニング」

まずはクラシックやジャズ、ポップス、どんなジャンルの曲を弾くにしても指の基礎力が大切になります。テストで100点を採るためには勉強しなければなりませんし、マラソン大会に出ても日々のトレーニングなしでは完走はできないでしょう。それと一緒でピアノが上手に弾けるようになる為にはもちろん日々の練習が欠かせません。

毎日ピアノに10分、15分向かうだけでも、指の筋力は確実についていきます。「では、具体的にどういう指のトレーニングをしていけばいいの?」と思う方もいらっしゃるでしょうから、私も使用してきた教則本を例にして説明していきます。

              
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私のおすすめピアノ教則本

全訳ハノンピアノ教本

この教本は、フランスに生まれたシャルル・ルイ・ハノンという教会のオルガ二スト・ピアノ教授が、書いた本です。この本はピアノを学ぶ人たちが、是非とも学ばなければならない本とまで言われています。

譜面もそこまで難しくはなく、ある程度楽譜が読める人ならば初見でも弾けるレベルだと思います。

全3部構成です。第1部は、どの指もすばやく動く・1本ずつ独立させる・力強くなる・粒を揃えるための練習です。第2部は第1部で習得したテクニックを更に発展させた内容です。第2部を習得すれば音階・半音階、アルペジオを弾くことも容易にできます。第1部、第2部をすることにより、弾ける曲のバリエーションが増えるでしょう。第3部は最高のテクニックを得るための練習と定義付けされています。

同音の連続やトリル、トレモロついての内容も盛り込まれ難易度の高い練習内容にはなるのですが、指を正確に使うこと、手首や腕が上がらないよう力まず練習することが大切です。短期間でこの本を終わらせようとするのではなく、運動をする前にストレッチをすることと同じ感覚で、この本と付き合っていったほうがよいでしょう。

紹介した全音楽譜出版社が発行している全訳ハノンピアノ教本以外にも、小さい子どものために書かれたハノン教本や、少しアレンジされた連弾用ハノンの楽譜もありますので、よかったら探されてみてください。

ツェルニー100番・110番・30番・40番・50番・60番の練習

この教本は、カール・ツェルニーというオーストリアの作曲家・ピアノ指導者が書いた本です。

余談ですが、ツェルニーの先生はなんとあの有名な作曲家ベートーヴェンです。そしてツェルニーの教え子にはリストがいます。こういう偉大な音楽家たちの師弟関係を調べるのも面白いものです。

1番使用されるのが多いのは30番の練習曲みたいです。40番・50番と進むにつれて学習者たちは減っていきます。ここでは主に30番の練習曲集を例にとっていきましょう。この練習曲も指を速く正確に動かすことが大切です。音階とアルペジオのテクニックを習得することを通して、ピアノ基礎テクニックの徹底を目的としています。

先ほど紹介した全訳ハノンピアノ教本とは違って、1曲ずつ調性や音楽用語が表記されているので、曲としてもきちんと成り立ちます。練習曲といえばつまらないイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、「あ、なんかこれ好きだな」と思える1曲に出会えるかもしれません。私もその内の1人でした。

              
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モシュコフスキー 20の小練習曲・15の練習曲・16の技術練習曲

モーリツ・モシュコフスキーはポーランド系のドイツ人です。ピアニスト・ピアノ指導者・作曲家として活躍しました。彼のピアノ作品は巧みな技巧、豊かな音、優雅な旋律を持った作品が多く愛好家も多いです。そんなモシュコフスキーが書いた20の小練習曲は、小曲集とはいえ、美しく魅力的な曲ばかりです。

この曲集ではレガート奏法、多声音楽における旋律の上手な弾き分け方、曲が短いが故に反復練習が可能でそれらから指の筋力も身に付きます。

15の練習曲は両手各5本の指が均等にトレーニングできるよう構成されている練習曲集です。優美な旋律、豊かなハーモニーの獲得に目指します。16の技術練習曲は明確で緻密な精彩なリズム感、敏捷な運動神経、肩、腕、肘、手首全ての柔軟な運動、集中力など音楽的な演奏を目指したい方には欠かすことのできない重要な基礎テクニックが身につきます。

特に指の広がりを重要視しており、それが音の広がりに繋がってゆくと考えられています。モシュコフスキーの練習曲は弾けるようになると、楽しいです。テンポを速くしてペダルなんかも上手につけると素敵な仕上がりになること間違いないです。

「1日練習をしなかったら3日前の自分に戻るよ」

どの曲を練習するにしても共通することですが、初めは片手ずつゆっくりと練習をすること、スタッカートで粒を揃えた練習や、リズムを変えて指の運びに注意しながらの練習をしてください。練習曲集などで基礎練習に取り組めばそのうち指が独立していきますので、ある程度の曲は弾けるようになるでしょう。

ピアノに限らないと思いますが、私はピアノの先生から「1日練習をしなかったら3日前の自分に戻るよ」と言われてきました。

まずは毎日ピアノに向かうこと…これが上達への近道かもしれません。

              
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