デビットカードのメリット・デメリット。

デビットカードの特徴

一般的なクレジットカードと比較し、デビットカード「不正利用されにくい」「銀行口座と連動」「購入代金は即時引き落とし」というのが大きな特徴です。

クレジットカードのように1～2ヵ月後のまとめて支払うタイプでは無く、買い物1回1回に対して即時引き落としになります。

クレジットカードは引き落としまでに１ヶ月程度のタイムラグがあります。ネットでも利用明細のチェックは可能ですが、それでも数日～10日程度の時間差があります。その間にもし不正利用が行われた場合、当然事態を把握が遅れます。もし明細を見ないという方でしたら、最悪見過ごすという結果も考えられます。

デビットカードの場合は１日程度で決済完了を知らせるメールが届きます。メールは自分のケータイやスマホで登録すれば便利です。自分が払った金額が把握しやすく、また万が一カードを紛失してしまった時にも不正利用され多場合でも早期発見が可能です。

デビットカードのメリット

• 使いすぎる心配がクレジットカードより少ない
  利用可能額＝「銀行口座の残高」。クレジットカードよりも計画的な利用が可能です。
  
• 口座残高が明白、お金の管理が楽
  利用ごとに履歴が残りますので、日々の支払いもいつ・いくら使ったかが一目でわかります。インターネットで利用履歴が確認できるので、自然と家計簿代わりになります。
  
• 現金をおろしたり、チャージ式電子マネーのようにあらかじめチャージする手間が省ける
  口座のお金を引き出さず直接お店に支払えるというのが大きなメリットの１つ。混雑したATMでお金を引き出す手間もなくなります。

デビットカードのデメリット

• ポイント制度・還元率などのサービス面ではクレカには劣る
• 発行元の銀行口座を作る必要がある
• ETCが発行できない
• 分割払いができない

知名度・普及度はクレジットカードに比べればまだまだです。例えばカード社会アメリカではカードを使う際に「クレジットカード？デビットカード？」と聞かれるくらい一般的です。また中国人は個人の信用度が低いため個人の与信が困難で大多数の中国人はクレジットカードを持てないそうです。また外貨や自国通貨(元)に持ち出し制限があるので、海外旅行の際は「銀聯カード」というデビットカードを主に使います。

現発行会社[2015年3月]

• 楽天銀行：楽天銀行デビットカード
• スルガ銀行：SURUGA　Visaデビットカード
• ジャパンネット銀行：JNBカードレスVisaデビット
• りそな銀行：りそなVisaデビットカード
• あおぞら銀行：あおぞらキャッシュカード・プラス
• 埼玉りそな銀行：りそなVisaデビットカード
• 近畿大阪銀行：近畿大阪デビットカード
• 三菱東京UFJ銀行：三菱東京UFJ-VISAデビット
• イオン銀行：イオンデビットカード
• 千葉銀行：ちばぎんスーパーカード（JCB）
• 大垣共立銀行：OKBデビットカード（JCB）
• 北洋銀行：北洋 JCBデビット