油性ペンやクレヨンの汚れを落とす裏ワザ

子供がクレヨンや油性ペンで書かれた落書きはなかなか消えません・・・

今回は身近なあるものを使って綺麗に落とす方法をご紹介します。

油性ペンで付いてしまったインクを落とす方法

尚、机やガラスなどについてです。紙や服などインクがしみ込んでしまうの物は対応していないので悪しからず。

修正ペンで落とす方法

修正液を使って、油性インクで書いたものを消すことができます。

文字を修正する時と同様に誤って付いてしまったインクの汚れに修正液を重ねて塗っていきます。完全に修正液が固まるのを待ってから、定規などで乾いた修正液をガリガリと端から削っていきます。

修正液には大きく分けて固まる成分と溶かして柔らかくする成分とが含まれているそうです。油性ペンの上に修正液を塗るとまず溶かす成分が油性インクを溶かします。その後溶かす成分が揮発してしまうと今度は固まろうとする成分が働いて溶けたインクの成分と一緒に固まるります。それをガリガリと削ることで綺麗に落ちるそうです。

チョークで落とす方法

油性インクの上からチョークを使ってこする方法です。チョークといえば黒板に字を書くアレです。この方法では鉛筆を消しゴムで消すように油性インクの汚れが落ちるそうです。

チョークの成分は炭酸カルシウムです。炭酸カルシウムは粒子がとても細かく角がとがっていて、この性質が油性インクを削り落すそうです。なお歯磨き粉にも同じ炭酸カルシウムが使われていて、歯の色素や汚れを落とす働きをしています。

柔らかいものには傷が付く恐れがあるのでご注意ください。

水性ペンで落とす方法

水性のマジックペンを使って落とす方法です。

油性インクの後を水性ペンで塗りつぶし、すぐに濡れぞうきんでふきとります。

水性ペンには油性インクを溶かす成分が含まれています。水性ペンを重ねて塗って油性インクが溶けだしたらすぐに水ぶきすることで綺麗に油性インクを落としてくれます。

水性ペンは何色でもOKです。

その他にもこんなもので油性のよごれを落とせます

消毒用エタノール、除光液、グレープフルーツの皮など・・・

しかし場合によっては対象物そのもののを傷つけたり、そのもの自体の塗料などまで溶かしてしまう可能性がありますので、ご注意ください。

特に除光液は強力ですので。

グレープフルーツの皮

グレープフルーツの皮です。

これは「伊東家の食卓」で紹介されていた裏技で、これまで何回も助けられました。

方法は簡単です

１、皮の外側(黄色い方)を絞って皮から出てきた汁を落書き全体に塗りつけます
２、インクがにじんできたら皮の内側(白い方)でふき取る。

これでクレヨンなどの汚れは綺麗に落ちます。

ただし、書かれて時間が経過しているものや書かれた物の素材によってはうまい事行かないケースもあるかと思いますのでご容赦ください。

ちなみにグレープフルーツ以外のかんきつ類でもできます。ただし厚みや柔らかさなどを考えると、グレープフルーツがベストです。

その原理を調べてみた

ネットで調べた結果、かんきつ類に含まれるリモネンという成分が働いているらしいです。リモネンは皮の中に含まれる成分で、油と合わさることで、油分を溶かす性質があるとのこと。

またぞうきん代わりに使った皮の裏にもちゃんと「アルベド」というスポンジ状の性質があるそうです。

油性ペンで書かれた落書きを落とす方法を紹介します。

使用するものは「ポテトティップス」と「ティッシュ」だけ。かなり便利な裏技です。

ポテトチップスとティッシュでふき取る

1. 油性ペンの落書きの上にポテトチップスを一枚置きます。
2. その上からティッシュを被せます
3. 手で押さえながら円を描くように、ぐるぐると回しながらふき取ります。
4. 汚れが落ちでいます！

開封後しけってしまったポテチでOKです。陶器やガラスなど表面がつるっとして滑らかな物の方が効果は大です。ただし合板や木製品には効果が期待できないかも。インクの種類によっても結果は変わってきます。素材によっては書いてから２－３週間経過したものでも落ちるとのこと。

なぜ落ちる？ポテチで。

そもそも油性ペンのインクはとても油となじみやすいのです。そしてポテトチップには多くの油分が含まれています。この油に油性インクの油分が溶けて、汚れを浮かせます。ポテトチップスの油が油性インクの乾いた油分を溶かしているんです。

他の油で揚げたお菓子でもある程度効果はあるようですが、ポテトチップがべたつきにくく最適の模様。