たけのこを上手にあく抜きし、美味しく下ごしらえする手順

皮つきの「たけのこ」の下ごしらえや茹で方を紹介します。

困ったぶろぐ(komatta-blog)ライターのITOKENこと（@itoken456)です。この記事であなたの「困った」が解決されたなら「いいね！」お願いします！

しっかりあく抜きするのがポイント

たけのこに包丁を入れます。先っぽの先３～５㎝を斜めに切り落とし、外の皮を５枚くらい剥きます。今度は縦に３分の１位の深さで切れ込みを入れます。茹でる際に中まで火が入りやすくするためです。こんな感じ。

大きめの鍋になるべくたくさんの湯をはって茹でていきます。ポイントは水の状態から茹でることです。(沸騰してから入れるのではなく)

茹でる際に唐辛子２本くらいと一握りに「米ぬか」を加えるとあくとえぐみを抑えることができます。ぬかがなければお米のとぎ汁や、生米一握りを入れたけのこを茹でてください。同様の効果があります。唐辛子はなくてもいいです。

あとは落とし蓋をして最初強火、沸騰したら弱火にして煮ていきます。落とし蓋はたけのこが浮いてきてしまうのを伏せぐためです。私の家には落とし蓋がないので一回り小さい鍋の蓋で代用しています。特になくても問題ありません。

２０分煮ると大量のあくが出てきますが、あく取りする必要はありません。鍋の水が減ってきたら水を足してください。

肝心のゆで時間ですが私はしっかり「あく」を取りたいので（写真サイズのたけのこ２本なら）１時間ぐらい茹でます。茹であがりの目安はたけのこに竹串がスッと入れば固さは問題ないかと思います。

茹であがったら、すぐに湯を捨てずにその鍋のまま半日ぐらい置いておきます。

上では便宜上「あく抜き」としていますが、正確にはが抜いているのではなく加熱する事であくが強まるのを抑え
ています。また「ぬか」に含まれる旨味成分をたけのこに染み込ませえぐみを中和しているそうです。

その為に茹で汁につけておき、たけのこやぬかのうまみ成分がしみ込むように置いておきます。

あとは皮をむくだけです。こんな感じ。

シンプルにたけのこを炊いてみました。旬のたけのこは本当に美味しい！

たけのこのえぐみを抑える一番の方法

上でも少しふれましたが、たけのこは成長するほどアクは強くなります。同様に掘り起こしてから下処理をせずに置いておくとどんどんえぐみが増してしまいます。

とにかくすぐに下ごしらえを行うことが、えぐみを抑える一番の秘訣です。

あく抜きしたたけのこの保存方法

あく抜きしたたけのこは、ジップロックやタッパーで水を張って冷蔵庫で保存します。注意点は毎日その水を替えること。そうすれば１週間から１０日程度はもつかと思いますが、出来るだけ早く食べましょう。