松屋のプレミアム牛めし、うまい！何が変わった？

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松屋の新牛めし「プレミアム牛めし」を遂に念願かなって食すことができました。

ネットでは賛否両論ありますが、私はとても美味しかったと感じました。

地域限定の牛めし

どこで食べられる？

２０１４年の９月現在、プレミアム牛めしが食べられるのは限られた店舗のみです。

東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木、関東1都6県の松屋（その他一部店舗を含む）です。関東ならほぼどのお店でも食すことができそうですが、それ以外の地域となると話は別です。

関東以外で食べられるのは下記店舗のみです。

• 名駅西店(愛知県名古屋市)
• 静岡七ツ新屋店(静岡県静岡市)
• 梅田角田町店(大阪府大阪市北区)
• 淀屋橋店(大阪府大阪市中央区)

上記のお店では「牛めし」はすべて「プレミアム牛めし」に切り替わっています。従来の「牛めし」は販売しておりません。

は名古屋の名駅西店へ

私は愛知県で唯一、プレミアムの扱いがある名駅西店へ行ってきました。
名駅西店へ行ってきました。

名駅西店
住所：〒453-0013 愛知県名古屋市中村区亀島2-12-1

名駅からほど近い。専用駐車場はないので徒歩がおすすめです。

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従来品とプレミアムの食べ比べレポ

新牛めしは「無添加タレ」

↓こちらが従来の牛めしです

↓で、こちらがプレミアム牛

写真ではちょっと分かりにくいですがタレの濃さが異なります。従来品はしっかりと茶色の醤油の色がついていますが、プレムアムはほんのりと茶色位です。色合いは吉野家の牛丼っぽいです。

従来品の方がタレの味が濃いです。少ししょっぱいかなーと思う時があります。一転プレミアムは醤油の味は抑えぎみです。

薄味なのかと思いましたが、食べてみると全くそんなことはないです。むしろ私はこのくらいの味が丁度いいと思いました。後から調べてみるとこの新しいタレは「無添加タレ」。味にカドがなく口当たりが優しい印象がありました。

肉質はどうプレミアム？

肉質はどうでしょうか。松屋に関わらず牛丼チェーンの牛丼の肉質はけっこう波があります。美味しい肉の時は筋がなく脂身のバランスが良くて柔らかいです。まずい時の肉は固く筋があって脂身が美味しくないです。

プレミアムの初見は肉の脂身がもっさりしていて噛みきれないゴムのような肉か、と疑念が生まれました。しかし一口食べてみると肉質はかなり良かったです。柔らかいく肉のうまみも十分ありました。

プレミアム最大のポイントは、フローズン（冷凍保存した）牛肉からチルド（低温保存した）牛肉に変わったこと。これは皆さん経験があると思いますが、一度冷凍した肉は美味しくないです。水分が飛んで硬くなるし、肉の風味も落ちます。

チルド保存することで、肉が熟成し、旨み成分のアミノ酸が増すとのこと。熟成肉といえば吉野家の新牛丼で熟成肉を使用したことでかなり注目されました。松屋は熟成肉とは謳っていないもの、これは「熟成された肉のうまみ」といってよいのでは。肉のうまみが増した分、味を濃くしなくても十分勝負できる一杯に仕上げたのではないかと推測します。

七味もプレミアム専用

左が今までの、右がプレミアム専用です。

七味も専用に用意されるというプレミアムっぷり。名付けて「黒胡麻焙煎七味」。山椒がきいて、風味も良い上品な辛さです。

これは実質の値上げ…？

最後に価格。プレミアムしたのは味だけではありあません。特に大盛り・特盛りのアップ率は正直厳しいものがある。この価格のプレミアム化をどう評価するかは是非一度味わってから考えてみて欲しいです。

• ミニ盛：240円→330円
• 並盛：290円→380円
• 大盛：390円→520円
• 特盛：500円→630円

何が変わった松屋のプレミアム牛めし、まとめ

• 無添加ダレの開発。味がやや薄味へ
• 見た目も薄い茶色に。見た目からプレミアム感は感じられない。
• 肉質の改善。フローズン（冷凍保存した）牛肉からチルド（低温保存した）牛肉へ。旨みアップ。
• 肉がかなり柔らかいくふっくらとした。
• 脂身の甘み・バランスも良い。
• 七味も専用の「黒胡麻焙煎七味」が付属。山椒がきき、風味豊か。
• お値段もプレミアム。並盛で90円アップ。