富士市B級グルメ「つけナポリタン」の発祥店「喫茶アドニス」へ

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ライターのITOKENこと（@itoken456)です。

静岡県富士市のご当地Ｂ級グルメ「つけナポリタン」を食するため一路静岡へ行ってきました。

静岡県富士市のご当地B級グルメ「つけナポリタン」

つけナポリタンとは？

つけナポリタンとは、「つけ麺ブーム」から派生したと思われるパスタの形態です。ナポリタンのソースとパスタが別に盛られ、パスタをソースにつけていただく新感覚のナポリタンです。

この富士市にある吉原商店街にそのつけナポリタンがあります。

(中略)

つけナポリタンは
このシャッター街の吉原商店街を活性化するために生まれた
｢ご当地グルメ｣
です。

元々つけナポリタンは2008年の9月、
テレビ番組の町おこし企画として
富士市の吉原商店街による共同企画で生まれたご当地グルメです。

元祖『つけナポリタン』喫茶アドニスHPより

つけナポリタンの定義は？

ご当地グルメには意外と定義がきちんと決められています。つけナポリタンはどうでしょうか？

• トマトとお店独自のスープを合わせたWスープであること
• つけ麺スタイルであること

この２つ。意外と単純です。あとはお店独自のトッピングが施されているようです。

つけナポリタン元祖「喫茶アドニス」へ行ってきました。

来店者の8割がオーダーするらしい

新東名が開通したので中部地方からのアクセスがめっちゃめちゃスムーズになりました。旧東名では3時間半以上かかるところ新東名で富士市までなんと1時間弱。道幅も広くドライブも快適です。

行ったのは平日でしたが、結構混んでました。しかも出張のついでに寄ったと思われるスーツ姿がすすっているのがつけナポリタン。オーダーの8割がこのメニューといわれているそうで。納得です。

実際観光客丸出しで伺ったので、「つけナポリタン、今なら比較的すぐ出るよ」とお声かけいただきました。

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価格設定は強気か？それとも妥当か？

つけナポリタン　￥１，１００　（麺大盛 ＋￥５０）
替え玉￥１６０　替え玉（桜海老入り）￥２１０
シメご飯￥１６０　へなちょこサラダ￥２１０
バケット（プレーン￥１６０・ガーリック￥２１０）
トッピングメニュー
・味玉￥１１０・チーズ￥６０・レモン￥３０
・蒸し鶏￥６０・ちんげん菜￥６０

意外と強気な価格設定です。頼む前は少し高いと感じましたが、麺、ソース、トッピング１つ１つにまでこだわりと丁寧な仕事を感じました。食した後ではこの価格でも妥当だと思っています。

もちろんいただきましたつけナポリタン。

これがつけナポリタンの正しい食べ方です。ですが麺通ならまずは何もつけずにパスタそのものを味わってみてください。麺のうまさがダイレクトに味わえます。上にトッピングされているのは桜エビ。桜エビは駿河湾の特産品です。

つけ汁はややトマトの酸味が残りつつもスープのうまみもちゃんと感じることができます。つけ麺の付け汁のように塩分がききすぎていないのでとても食べやすいです。店内は「うっ」となるほどのニンニク臭が従満していましたが、付け汁自体にそこまで強烈なにんにく臭は感じなかったです。

率直な印象として、ナポリタンは本来ケッチャップ味な印象ですがこれは完全なトマトソース。そういった意味ではナポリタンとは全く別物です。笑。めちゃめちゃうまいから何でもいいけど。

味卵、鶏胸肉のチャーシュー、チンゲン菜、チーズがトッピングされています。チーズがまとわりついたところが特にうまい。チーズ追加推奨です。

卵割ったカットもどうぞ。黄身の味がたまらん。

半分食べたらレモンを絞りましょう。レモンの酸味が加わり、舌をリセットできます。

シメにはやっぱりご飯を投入します。

やっぱりつけ麺のシメにはご飯を入れた「ぞうすい」がつきもの。このつけナポリタンも例外じゃありません。

ご飯をぶっこみます

卓上の粉チーズを少し振って頂くのがオツです。

このシメだけでもどんぶり一杯食べられますね。トマトソースが丁度いい塩梅なので、ソース１滴も残すことなく完食できます。