恋人や家族に見られたくないファイルを隠す無料ソフト「FileCapsule」が凄い

今回は墓の下まで持っていく秘密の守り方です。自分のパソコンの中に一つや二つ見られなくないフォルダやファイルはありますよね？もし恋人や家族と共用でパソコンを使用していたりすれば尚更、ファイルの隠し方を一生懸命考えなくてはなりません。

今回使用するソフトは「FileCapsule」というフリーソフトです。windows 8にも対応しています。

その使い方と上手な隠し方を見ていきましょう。

FileCapsuleは無料の暗号化ソフト

⇒FileCapsule公式HP

今回はFileCapsuleを使用します。(有料版FileCapsule delouxではなく)

このソフトのはファイルやフォルダを手軽に暗号化・偽装できるソフトです。
簡単にいうとファイル自体を偽装し、簡単の本当の中身を見られないようにし、パスワードをかけたりすることができます。

他にも同じようなソフトはありますが、私が気に入ったのは、このソフトの「ファイル偽装」機能を使うと偽装したファイルをゴミ箱やマイコンピューターなどのファイルにカモフラージュできます。もちろんそのファイルを開いても中身はゴミ箱やマイコンピューターの表示がされます。しかし偽装を解除すれば本来の中身が現れるというものです。

一番のメリットはとにかく簡単で、時間が掛からないこと。ファイルを暗号化する「アタッシュケース」というソフトがありますが、暗号化するには圧縮したり暗号化することで途方もない時間がかかることです。それは暗号化を解除するときにも同じことが言えます。ひとつフォルダの中にファイルを移動させるにも解凍して、移動させて、再び圧縮というように非常にファイルの出し入れが面倒という問題もあります。

それに比べファイル偽装はFileCapsuleは見た目をちょっとごまかし、隠すだけなので、ファイルを圧縮する必要がありません。偽装も解除も一瞬です。ファイルの出し入れも面倒じゃありません。

マイコンピューターに偽装し、堂々とディスクトップ画面に隠す

では一からやっていきます。まず新しいフォルダを作ります。
ファイル名は「マイコンピューター」とします。ここでもう見られたくないファイルを全てこのフォルダに移動させてください。

今度はフォルダのアイコンを変更します。フォルダを選択し、「カスタマイズ」⇒「アイコンの変更」といき、マイコンピューターのアイコンに変更します。

FileCapsuleを起動させます。

タブの中に「フォルダを隠蔽する」というメニューがありますので、タブをクリックします。そして先ほど作った「偽装マイコンピューター」をFileCapsuleのところへドラッグします。

ファイル名の後ろに「ごみ箱」と表示されているかと思います。これはゴミ箱に偽装する、という意味です。

今回はマイコンピューターに偽装したいので、ファイル名の上で「右クリック」します。

偽装ファイル可能なファイルの一覧が出ますので、「ごみ箱」の下の「マイコンピューター」を選択します。
後は「偽装開始」ボタンを押すだけです。

これで見た目も機能も「マイコンピューター」と同様の偽装ファイルが出来ました。マイコンのアイコンが２つデスクトップにあると不自然なので、本家の方は削除しましょう。
この偽装アイコンをクリックしてもこのように、マイコンピューター画面が表示されるので、まさかこのファイルが「絶対に誰かに見られたくないファイル」だなんて思いもよらないはずです。もちろん偽装ファイルを開くと以下のようです。

偽装解除もかんたん

さっきと同じように解除したいフォルダをFileCapsuleのところへドラッグします。あとは「偽装解除」ボタンを押すだけです。解除すればファイルの出し入れ閲覧が可能になります。

くれぐれも使い終わった後に再び「偽装」することをお忘れなきように！！

またFileCapsuleを誰でも自由に使われたら、万が一解除の可能性がないとも言い切れません。そんな時はFileCapsule起動時に勝手に使用できないようパスワードをかけることができますので、これで完全無欠ということです。